順風満帆のはずの自分に訪れた異変。
自分を騙して生きていても騙し通すことは出来なかったのだ。
内に秘めた狂気とそれを許さない社会の狭間で主人公は苦しんでいた。
この記事では『あくたの死に際』の魅力とともに無料で読めるマンガアプリを紹介していきます。
あくたの死に際 作品紹介
作者Twitter:竹屋まり子
Twitter検索:あくたの死に際
あらすじ
そんな時、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する黒田。
売れっ子小説家になっていた黄泉野に焚き付けられ、黒田の人生は大きな変貌を遂げ、小説業界に大きなうねりを生み出すことになるーーー
第1話試し読み
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あくたの死に際
連載中 コミックス発行前仕事も順調、彼女とも良い感じな社会人・黒田マコトは、実生活の小さな積み重ねによって心を病んでしまう。そんな時、学生時代の文芸部の後輩・黄泉野季郎と再会する黒田。命を燃やして、物語を紡げ。
読んだ感想
自分の気持ちよりも他人の目を気にしてしまう。
自分を信じることが出来ない主人公
何かを成し遂げたいのなら自分が一番自分を信じてあげなくてはいけないのでしょうが、その自信はいつまで続くでしょうか。
若いときは根拠のない自信に満ち溢れ突っ走れるけれど、ある時自分の才能を疑ってしまう。
自信を失ったらもう夢を追いかけることなんて出来ない。
人はそれを挫折というのでしょう。
失った自信を取り戻すために、自分の気持ちを偽り自己欺瞞を始める。
大なり小なり誰もが内に抱えているのではないでしょうか。
そういった膿のようなものが人によっては大変なことを引き起こす。
理想と現実が大きくかけ離れた時に人は壊れてしまうのだと思います。
端的に言ってしまえば、考え過ぎなのでしょう。
行動と思考のギャップが歪みとなり病んでいくのだと思います。
詳しく知っているわけではありませんが、後世に名を残す文豪というのはどこかおかしい。
内に秘めた狂気をさらけ出した結果、文学と評価されただけ。
本人にとってはそんな事を考えずに楽しく生きれたほうが幸せだったでしょう。
時代によって求められるものも変化する
時代に適応できない人はそれなりに苦しむのでしょう。
人によっては目を背けたい内容が描かれている漫画だと思います。
文学的思想というのでしょうか。
元々必要のない人もいると思いますが、目を背けたくても見てしまう人もいる。
こういった人はおそらく常に苦しんでいるでしょう。
あるいはふとした時に自分を苦しめている要因になっているのではないでしょうか。
この漫画は毒だと思います。
ですが、うまく消化できればこれほど心強いものもないでしょう。
なにしろ自分の弱点を教えてくれるのですから、あとはそれと向き合うだけ。
願わくば自己欺瞞という結果にならずに、昇華した形で付き合っていきたいという気持ちです。
裏サンデーにて連載されている作品は小学館のマンガアプリ:マンガワンでも連載されています!
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コミックス情報|あくたの死に際
コミックス発行前
(2023/5/12)
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