
世界中から忌み嫌われる底辺領地ベイバロン。若くして領主をやらされる羽目になったリゼは、犯罪者や異教徒だらけの領民に殺されないため、ある決心をする――
「俺は領民に、媚びへつらって生き延びる!!!」
何と貴族ら特権階級にのみ許された“回復魔法”を平民に惜しみなく使い、媚びを売りまくって、荒くれ者たちに認めてもらうことにしたのだ!すると図らずも、領民たちの好感度がみるみる上がっていき――!?
保身の行動が勘違いされまくり!? 浅慮すぎる領主が紡ぐ英雄譚、開幕!
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底辺領主の勘違い英雄譚(1)
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底辺領主の勘違い英雄譚 第1話試し読み
- 引用元:BOOK☆WALKER
- 原作:馬路まんじ
- 漫画:ぱらボら
- 出版社:オーバーラップ
作品紹介|底辺領主の勘違い英雄譚
原作Twitter:馬路まんじ
作者Twitter:ぱらボら
twitter検索:底辺領主の勘違い英雄譚
あらすじ
何と貴族ら特権階級にのみ許された“回復魔法”を平民に惜しみなく使い、媚びを売りまくって、荒くれ者たちに認めてもらうことにしたのだ!すると図らずも、領民たちの好感度がみるみる上がっていき――!?
読んだ感想
貴族なので優雅な生活を送ってるかと思いきやその生活は惨憺たるもので。。
管理が行き届いていないため犯罪者の巣窟、病原菌の温床、およそまともな生活とはかけ離れた土地を治める
これならば平民のほうがよっぽどマシだと思える世界
そんな生活に苦悩し死んでいった両親
残された主人公は自動的に領主となる!
負の遺産を受け継いだ主人公に待ち受けるのは死あるのみ!
そんな状況から始まるストーリーにはなにか惹きつけるものがあります。
異世界領主のお話はたくさんありますが、本作の領主は己の保身のみを考えているクズ(笑)
自分の命と生活がいちばん大事なだけなのだが、己のみを守ろうとする行動が結果的に領民を守ることになる。
なるほど、タイトル通りこれが勘違い英雄譚なのですね。
とても褒められた人間ではありませんが、主人公として描かれると愛着が湧いてくるので不思議です。
人間誰でも姑息な一面はありますから共感してしまうのも事実!
なんとかうまく立ち回って一旗揚げてほしいものです。
この主人公は不穏なものを引き寄せてしまう性質があるのか、ありとあらゆる難題が降りかかります。
民を思って行動した結果ではありませんが、この主人公が勘違いでどこまで行けるか見守っていきましょう。
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コミックス|底辺領主の勘違い英雄譚
最新刊第5巻 連載中!
(2022/4/25)