“その戦場に、死者はいない”――そう、表向きは。
サンマグノリア共和国は、日々隣国ギアーデ帝国の無人兵器による攻撃を受けていた。共和国側も無人兵器の開発に成功、無人機同士の戦いが続いていた……表向きは。本当は、共和国全85区画の外、“存在しない86区”に居住する「エイティシックス」と蔑まれる少年少女達が無人機を操縦し“有人機の無人機”として戦う事を余儀なくされていた。その最前線で戦う「スピアヘッド戦隊」の隊長である少年・シンと、共和国軍の指揮管制官（ハンドラー）の少女・レーナは任務の中出会い、そして激しい運命に翻弄されていく――!!!
86ーエイティシックスー 作品紹介
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原作者Twitter：@Asakura_Toru
作者Twitter：@YoshiharaMotoki
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あらすじ｜86ーエイティシックスー
サンマグノリア共和国は、日々隣国ギアーデ帝国の無人兵器による攻撃を受けていた。共和国側も無人兵器の開発に成功、無人機同士の戦いが続いていた……表向きは。本当は、共和国全85区画の外、“存在しない86区”に居住する「エイティシックス」と蔑まれる少年少女達が無人機を操縦し“有人機の無人機”として戦う事を余儀なくされていた。その最前線で戦う「スピアヘッド戦隊」の隊長である少年・シンと、共和国軍の指揮管制官（ハンドラー）の少女・レーナは任務の中出会い、そして激しい運命に翻弄されていく――!!!
読んだ感想｜86ーエイティシックスー
未来戦争アクション。
まず画がかっこいい！
キャラクターやメカが描き込まれていて見ているだけでワクワクする。
デジタル描画ですかね？これ。
荒廃する戦場で死んでいった友の名を刻み戦う兵士たち。
ストイックでシリアスな雰囲気。
実際の戦場ではこの様に人が死に戦っているわけだが、国民たちはそれを知らない。
安心させるためか都合がいいのか無人機が戦っていることにして事実を隠している。
いや国民だけではない最前線で戦う兵士以外は軍人たちも彼らをいないものとして扱っている。
兵士にははじめから人権などないのだ。
まともな思考を持つものなら犠牲になっている彼らを想い苦悩する。
指揮官であるヒロインもその一人だ。
人を人とも思わない周りの声に疑問をいだいている。
現実にも実際に起きている人種差別。
建前は差別をなくそうなどと声を上げているわけであるが現実は違う。
この漫画はその差別意識に切り込んだ作品。
ただかっこいい戦闘ものではなく人の生き方を描く物語。
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